2012年4月4日水曜日

春に遊ぶ



7日からの展示にむけて、福田藍はコツコツ、ちくちくと
布と布のリズムを見つけ出して、はぎ合わせて一枚にしていっています。


その一枚が、使う人によってどんな意味を持つのか。

今回つくっている布は、千年一日で展示したときに出品したものと
同様のもの。


フロシキのように包んだり、マットとして敷いたり、まとったり。
旗にしたり。

使う人によっていろんな使い方があっていいものです。





そしてこちらは、、、

まあ、紐なのですが。

紐もぼくの興味のあるもののひとつで、その結び方、
束ねるもののバリエーションで、暮らしのあらゆる場面で活躍してくれます。

何点並ぶかわかりませんが、色とりどりのかわいい紐が並ぶのも楽しみです。


布一枚、ヒモ一本。

非常にミニマル。服やバッグですらない布の最小単位。

だからこそ遊べる楽しさがあります。


お客さんには不親切かな、とも思います。
でも、こういうものを使って生活で遊べる感覚も
大事なのではないかと思います。

「暮らし系」雑誌に載ってるようなのばっかじゃオモロくないっしょ!


というわけで、


『花咲く庭で』

―竹・陶・布の手しごとによるピクニックのかたち―


4月7日〜15日、シンゴスターリビング

よろしくお願いします。

トッテは庭にちいさな装飾と福田藍の布の使い方BOOK、その他もろもろで
関わってます。





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